風間浦村の特産品の1つである海藻類!!
その中から今回は『風間浦昆布』(早煮昆布)の養殖昆布漁についてご紹介します。
予定通り早朝4:30頃に蛇浦漁港を出港。
天気も良く微風で清々しい気落ちで集合しましたが、なんとすでに1回目の漁に出て戻って来たとのこと。今回は2回目の漁にお邪魔することになりました。
出港して5分程度で昆布の養殖エリアに到着。
漁場には等間隔でウキが並んでおり、約130mのロープが7列あるそうです。
採取時期は例年5月中旬~7月中旬頃までとのことで、採取する昆布は昨年の11月頃に種付けを行い、約半年の歳月をかけて採取できる大きさまで成長するそうです。
採取方法はロープに根付いている昆布をカッターで切り離してから一束にくくり、船上に次々と積込んでいきます。
船が昆布でいっぱいになると港へ戻りました。
そして次のステップとして干し場へ運び、天日干しを行います。
天日干しに望ましい天候として、日光が十分に当たることとある程度の風があることが重要とのこと。(風が弱いと乾きが悪く、強いと乾いた昆布が折れたり飛ばされたりしてしまいます。)
干し場は最大で1,500枚ほどの昆布を吊るして乾燥させることができるそうです。
生の昆布は日光で透けて、いくつもの影が重なり合い鮮やかなコントラストが生まれます!!
天日干しをしてから約6時間経過した状態です。
長さも幅も一回り以上縮み、重さも一気に軽くなります。
干し場一面にあった昆布も、干し終えると軽トラック1台に収まる量になります。
あとは、室内の乾燥部屋に運び再び乾燥させ、加工としてサイズ揃えや袋詰めを行い商品として出荷されます。
鮟鱇の旬とは真逆となるこの時期は、今回ご紹介した昆布やわかめなど海藻類に係る漁が最盛期となります。
是非、ご自宅での食用やお土産にいかかがですか♪
【商品に係るお問合せ先】
~風間浦村水産物開発販売振興協議会~
住 所 青森県下北郡風間浦村大字易国間字大川目118
営業時間 8:30~17:00
連 絡 先 0175-35-2010